調教モノについて考えた

雑猫の戯言です。
作品とは、あまり関係が無い・・・でもストーリー考えてて
「んー？」となったことなどを少しｗ

言葉と簡単な意味なら誰でも知ってると思う。
【光源氏計画】・・・もちろん、原点は１０００年前に書かれたフィクション
紫式部の描いた『源氏物語』である。
ちなみに、高校生くらいでハマって古典担当の教師から
語訳なしを読ませてもらった古文バイリンガルの雑猫。
・・・自慢してるんじゃない。古典教師も嘆いていたから体質的なもんだ・・・

だから源氏物語は詳しい。
たまに源平合戦の源氏と区別が付かない方もいらっしゃるが
源氏物語はフィクション。
源平合戦は史実に合った物語。
こちらは平家物語になってしまう。

で、源氏物語っていうと女性視点で美化されちまっているんだけど
アレは、かなりエロシーンしかないんだよねｗ
まず主人公の『光源氏』が天皇の子だとか
やたら美形だという点と抜いたら現在だと犯罪だぞ。
女の方が噂の『光の君』が相手だということで和姦にしかならんけど
そうじゃないなら、どうよ・・・という・・・

そこで『光源氏計画』についてならば
まず主人公、記憶に無いくらいに早くに母親を亡くしてマザコンである。
母親に似ているという噂の天皇の側室（つまり父親の妻の一人）に手を出して
妊娠、出産させているんだから間違いなく寝取っている。
この女と縁が遠くなったから寂しくなっていたら見つけた幼女。
この女の姪という設定だったか、とにかく似ている。
育ての親の祖母に頼んでも寄越してくれないから、父親を装って攫ってくる。
立派に誘拐犯さんである。
この幼女を好みの女に育て上げて、生涯の妻としたから『光源氏計画』
ただし最愛の女とは子に恵まれていない。
光の君の血を引いた子は３人だったと思う。
最後の子は、あれ今度は寝取られたんだからｗ
ただ明石の君の子は天皇に嫁ぐんだけど
この天皇は光源氏の子なんだよ・・・つまり異母兄妹。

この明石の女が産んだ娘は赤ん坊のとき引き取って
既に完了している理想の女である紫の上が育てた。
こいつ、自分の子供も計画通りの女にして天皇（自分の息子）に
差し出しているんだよね。

この『光源氏計画』は調教ではないのか？と雑猫は思考した。
少なくとも雑猫は調教モノの一つにしか思えない。
当時は一夫一婦制度ではないし、通い婚でしかないから
寝取るのが普通だとかもあるから寝取られモノとは意識しない。
・・・それでも父親で天皇の女に手を出したら不味すぎるんだけどね・・・

これが美形で無い上に、どうにもならん男だったら
女には『無理矢理』しかならねぇな
それが紫式部の書いた物語。

じゃあ、その『どうにもならんダメ男』で書いてみようと
思考するのが雑猫だｗ
ちなみに、このブログを書いたのは記憶でしかない。
無駄な記憶で容量を使っているなぁ。